このページでは、『Nintendo Switch 有機ELモデル』を買った方がいい人を現行モデルとの違いを比較しながら解説しています。
「メリットってどこ」
「正直、悩んでる」
という人に向けてお伝えしています。
有機ELモデルの特徴
改めて有機EL版Switchの特徴をまとめてみます
テーブルモードや携帯モードで楽しむ際のが画質が向上したのは、かなり高ポイントです。
特にテーブルモードで、3Dゲームすると敵などが遠くに感じて、倒しづらい時がありました。
液晶より黒の表現がしっかりしているので、クッキリして視認しやすくなると思います。
ドックに有線LAN端子が標準でついたことによって、USB接続端子が2つに減りました。
従来だと有線でオンラインプレイする人は、有線アダプタをUSBに挿して使っています。
その部分が、LAN端子に変わったということでしょう。
また、LAN端子の規格は、ホームページに書いていませんが、1000BASE-T対応であれば、最大1ギガを出せるようなるので、従来ドックのUSB3.0にアップデートが加わる可能性もあります。
予想ですが、eshopやオンラインプレイが改善されるかもしれません。
従来と有機EL版とのスペック比較
赤線は、変更のあった箇所です。
参考:従来モデルのSwitchと有機EL版Switchの紹介ページ
従来Switch | 有機EL版Switch | |
---|---|---|
サイズ | 縦102mm×横239mm×厚さ13.9mm | 縦102mm×横242mm×厚さ13.9mm |
重さ | 297g(Joycon取り付け時398g) | 320g(Joycon取り付け時420g) |
画面 | 静電容量方式タッチスクリーン/6.2インチ液晶/1280×720ピクセル | 静電容量方式タッチスクリーン/7.0インチ 有機ELディスプレイ/1280×720ピクセル |
CPU・GPU | NVIDIA社製 カスタマイズされたTegraプロセッサー | NVIDIA社製 カスタマイズされたTegraプロセッサー |
保存メモリー | 32gb | 64gb |
通信機能 | 無線LAN(IEEE 802.11 a/b/g/n/ac準拠)/Bluetooth 4.1 | 無線LAN(IEEE 802.11 a/b/g/n/ac準拠)/Bluetooth 4.1 |
映像出力 | 最大1920×1080p60fps(テーブル・携帯モード最大1280×720p) | 最大1920×1080p60fps(テーブル・携帯モード最大1280×720p) |
音声出力 | リニアPCM 5.1ch対応 | リニアPCM 5.1ch対応 |
スピーカー | ステレオ | ステレオ |
USB端子 | USB Type-C™端子 USB-A端子(ドック側面×2[USB2.0対応]、背面×1[USB3.0※今後のアップデートで対応]) | USB Type-C™端子 USB-A端子(ドック側面×2[USB2.0対応]) |
ヘッドホンマイク端子 | 3.5mmの4極ステレオミニプラグ(CTIA規格) | 3.5mmの4極ステレオミニプラグ(CTIA規格) |
microSDカードスロット | microSD/microSDHC/microSDXCメモリーカード対応 | microSD/microSDHC/microSDXCメモリーカード対応 |
センサー | 加速度センサー/ジャイロセンサー/明るさセンサー | 加速度センサー/ジャイロセンサー/明るさセンサー |
動作環境 | 温度:5~35℃/湿度:20~80% | 温度:5~35℃/湿度:20~80% |
内蔵バッテリー | リチウムイオンバッテリー/電池容量 4310mAh | リチウムイオンバッテリー/電池容量 4310mAh |
バッテリー持続時間 | 約4.5~9.0時間 | 約4.5~9.0時間 |
充電時間 | 約3時間 | 約3時間 |
ドックサイズ | 縦104mm×横173mm×厚さ54mm | 縦104mm×横175mm×厚さ50.7mm |
ドックの重さ | 約327g | 約315g |
ドックの接続端子(USB以外) | 本体接続端子 ACアダプター接続端子 HDMI接続端子 | 本体接続端子 ACアダプター接続端子 HDMI接続端子 LAN端子 |
価格 | 32,978円(税込み) | 37,980円(税込み) |
7インチの有機ELを画面に採用している分、横幅と重さが変わっています。
それに伴いドックもサイズと重さが変わっています。
TVモードの画質が従来と同じで、まったく恩恵はありません。
価格も5000円上がっています。
結局、買った方がいい人は誰?
2019年9月より前にSwitchを購入した人
従来モデルのSwitchは、19年9月にバッテリーの改善をしています。
それ以降に購入した人は、2年~4年経つので、買ってもいいかなと思います。
ただ、基本据え置きとして使う場合は、従来モデルに買い替えたほうが、安いかと思います。
LAN端子がついていますが、LANアダプタは1000円~2000円程度で売られているので、従来モデルと一緒に買っても、従来モデルのほうがお得です。
今回のSwitchのデザインが好きな人
今回、有機EL版Switchに白と黒のシックなデザインが追加されています。
このJoyconやドックは、現時点で単品で別売りする予定がないことが判明しています。
参考:新型SwitchのCPU/GPUや新ドックの単品販売有無…(ファミ通)
なので、有機EL版Switchのホワイトを購入しないと手に入れることが出来ません。
このデザインの、Switchを部屋に置きたいという人は、是非買いましょう。
実は、有機ELスイッチのドッグだけ買う方法を発見しました。こちらです。
テーブルモードでよく遊ぶ人
今回の有機EL版は、携帯モードよりテーブルモードの方が恩恵がありそうです。
携帯モードでは、目からの距離が近いため、3Dゲームでも見にくくなることもないです。
しかも、画質は従来モデルと同じ720pなので、そこまで違いを感じることはないかと思います。
テーブルモードでは、目との距離が微妙に離れます。
液晶だとバックライトで色を表現しているため、黒がグレーっぽくなります。
これだと、黒で縁取られている敵キャラなど、動きを捉えづらく当てづらさを感じることがあると思います。
有機ELであれば、ライトでの色を表現していないので、黒が黒として表現されます。
敵キャラもクッキリするはずなので、しっかり捉えることが出来ます。
テーブルモードでも、携帯モードと遜色なくプレイして遊べるので、このモードをよく使う人は、購入を検討してもいいかと思います。
最後に
有機EL版Switchは、どんな人が買うべきかをお伝えしました。
スペックアップを楽しみにしていた人には、物足りないSwitchとなってしまいました。
いったい誰向けなんだ?という声が国内外から伝えられています。
まぁ、とりあえず欲しいと思ったら、買うといいでしょう。
自分の気持ちを大切に。
ご覧いただきありがとうございました。