2月25日に発日されたPS/Xbox/PCで遊べるアクションRPGの「エルデンリング」をクリアしたので、レビュー・評価をしています。
「やっぱ難しいの?」
「どんなゲーム?」
という人にお伝えしてます。
クリア後は2周目に向かえるようになります。1周目のままにすることもできます。
エルデンリングとは、どんなゲームか?
エルデンリングとは、フロム・ソフトウェアが開発したアクションRPGです。
フロム・ソフトウェアといえば、ダークソウルやSekiroなど一般的なゲームより難しいゲームを制作しています。
今作のエルデンリングも難しいです。というより難しさが跳ね上がっています。
おそらく、過去作の反省を活かし今まで以上に難しいです。
クリアできるように武器強化や特殊スキルなど用意されているので、なんとかなります。
筆者がクリアした時は、100レベル超えて時間も100を超えていました。
また、ソウルライクなゲームは、オープンワールドで広く探索しがいがあります。
エルデンリングでは、最初から行ける範囲が広くプレイヤーの行動がより尊重されています。
過去のソウルシリーズでは、ボスを倒すことで別のダンジョンに向かうことができるアンロック式のオープンワールドでした。
エルデンリングは、プレイヤーが探索して見つけたダンジョン内のボスを倒しストーリーを進めます。
ボスを倒した後も、一本道とはならず自分で次のダンジョンを探すことが必要です。
目的地に迷ってしまわないように道しるべ的な人もいるので、話を聞けば行くべき所はわかるようになっています。
探索の醍醐味を大いに楽しめるようになっているなと感じました。
エルデンリングのレビュー・評価
筆者がソウル系のゲームをやる時は、前もってソウルシリーズをやらないようにしています。
というのは、下手くそなほど楽しめると思っているからです。
ソウル系のゲームをやってしまうと、相手の攻撃パターンや探索がしやすくなってしまうので、物足りなさがあると思うからです。
今作のエルデンリングもボスの行動パターンを見抜いたり、どのブキやスキルが強いかとかを考えるのを楽しいと感じる事ができました。
自分が思いついた戦略がうまく行って、ボスを倒したときの達成感は凄いです。
いわゆる脳汁が出るという感じです。
良かった点/悪かった点
エルデンリングをプレイしていて、良かった点と悪かった点を書いていきます。
良かった点
探索できる範囲が広いのは、驚きました。
トレントという移動が速く探索をしやすくしてくれ霊場がいるのですが、最初からマップのほとんどを回れました。
マップの6割か7割くらいは、最初から探索できると思います。
探索できる場所が多いので、プレイヤーが自分の戦いやすい場所を選択できる所がいいですね。
戦技という戦う上で役立つスキルがあります。
例えば、「パリィ」という戦技は相手の攻撃を弾いて、大きな一発である致命という攻撃を入れることができます。
ボスを倒すことで入手できる特別な武器には、固有の戦技がついています。
例えば、ラダーンの武器についている戦技「星呼び」は、重力効果がついており相手を引き寄せ大きな一撃を加えます。
この戦技の演出がカッコいいし、多くの敵を巻き込んで倒すと爽快感もあります。
フロムのゲームといえば、不意をついてくる要素もあります。
例えば、アイテムを取ると上から敵が来たり、何もない素振りを見せておいてボスが現れたりします。
今作のエルデンリングでは、かなり多かったと思います。
こういう要素がプレイヤーにいい緊張感を与えて、ゲームへの没入感を生み出しているのかなと感じました。
悪かった点
ゲームにバグはつきものですが、多くのプレイヤーに見えてしまうのはどうかなと思います。
確認できたバグを上げると
- 黒き剣のマリケス戦で負けた後に祝福に戻るとHPが完全に回復していない
- 最後のボス戦のとある攻撃が、ダメージ0
- ボスや敵の物理攻撃が壁を通り抜けてくる
最後の物理攻撃が抜けてくるのは、仕様なのかバグかわかりませんが、一番堪えました。
プレイヤー側の物理攻撃は壁貫通できないのに、平然とボスが壁貫通してきます。
このせいで、一体何本の髪が犠牲になったのかわかりません。
モーションは通ってもいいですが、とりあえず攻撃の判定は消してほしいと感じました。
武器やアイテムを強化するには、それ専用のアイテムが必要なのですが、ストーリー通り進めても手に入りません。
拾う事もできますが限りがあるので、ショップの品揃えを増やす必要があります。
ショップの品揃えを増やすには、これもアイテムが必要です。
坑道のボスを倒すと入手できたりしますが、必ず坑道のボスとは限りません。
なので、広い大地をくまなく探す必要があります。また、地下にもあったりするので、苦労しました。
さすがに情報を遮断して探すのは時間がかかるので、攻略サイトを駆使しました。
この辺をストーリーに関わるボスやダンジョンのボスを倒すだけでショップの品揃えが増えるようにしてもらいたかった。
エルデンリングは、今作の要素としてアイテムの制作が可能です。
しかし、アイテム制作用のレシピを集めたものの利用するまでいたりませんでした。
まず、アイテム作成用に壺や骨を特定の敵や動物を倒して入手する必要があります。
量がいるので、敵を狩り続ける通称「マラソン」をやらないといけないです。
また、敵やボスに対し劇的に有効になるかというと、武器強化やレベル上げ、戦技の方がよっぽど役立ちます。
ボスキャラから特別なレシピが手に入り、凄いアイテムを作成できたりしたら利用価値が高まるような気がします。
新要素だっただけに残念です。
クリア後に関して
クリア後は、冒頭でも書いたように2周目に向かうか1周目にとどまるかを選ぶ事ができます。
2周目に向かうとボスや敵の体力が増えていて、現在のレベルやある程度のアイテムを所持している状態で始める事ができます。
エルデンリングでは、サブイベントがありストーリーの進行度合いで、関わりのあるキャラが消えてサブイベントを進められなくなります。
2周目は初めからになるので、サブイベントや関連のアイテムなどを回収できます。
クリア後の1周目は、開いてないマップの開放や探索、裏ボスを倒すことが目的になります。
また、エンディングも多数存在します。
最後に
エルデンリングのクリアレビューをお伝えしました。
かなり良いゲームです。
現代社会という時間が足りない中で、難しく攻略に時間がかかるゲームをよく出したなと思いました。
現代と逆行している点は、凄い挑戦的です。
コンシューマーゲームは最近割高になっていますが、スカスカというわけでなく密度の濃いゲームとなっています。
買って損はないでしょう。
ご覧いただきありがとうございました。