このページでは、「大逆転裁判1&2 ~成歩堂龍之介の冒険と覚悟」をクリアしたので、レビュー・評価をしています。
「面白いですか?」
「どんなゲーム?」
という気になっている人にお伝えしています。
どんなゲームか
依頼人の無罪を勝ち取り、事件を解決に導く裁判風のゲームです。
相手の言っていることに対して、証拠品を突きつけたりするので、論理的なクイズに近いものがあります。
また、”ゆさぶる”ことで、相手から証拠品や新たな証言が出てくるので、それが事件解決のいとぐちになります。
そして、大逆転裁判が魅力的なのは、裁判が堅苦しいイメージの中で、個性豊かなキャラクターの存在です。
口調が独特だったり、リアクションが面白かったりします。
毎話、新しい人が出てくるので、見ているだけでも楽しいです。
また、ストーリーも面白く、今作だと大英帝国の闇に踏み込んでいきます。
濃厚なので、ぜひ楽しんでいただきたいです。
プレイした感想
筆者は、1と2両方ともクリアしました。
ただ、長いのと難しいので、だいぶ苦労しました。
でも、それ以上に、キャラクターの個性とストーリーの面白さに引き込まれてしまいました。
ストーリーの方は、大英帝国の闇に踏み込んでいますが、1の最後に少しだけ出ていて、2でだいぶ深く入り込むようになります。
なので、個人的には、2だけでも大逆転裁判を体感できると思います。
ただ、2の方が難しいので、逆転裁判シリーズをやっていない人は、1からやるといいです。
「でも、解けないとストーリー進まないじゃん」という人にも安心なのが、ストーリーモードです。
ストーリーモードは、証拠品を突きつける場面など自動で進んでいきます。
いわば、詰まってしまった場合の救済措置です。
なので、大逆転裁判のストーリーをしっかりと体感することができます。
ただ、ストーリーモードを使用すると勲章(ゲーム内のトロフィー機能)が取れなくなるので注意です。
そして、大逆転裁判1&2には、イラストや動画、小話、開発秘話が特典としてあります。
大逆転裁判を深く楽しめるようになっています。
この作品のファンになってしまうようなゲームといえるでしょう。
良かった点/悪かった点
ここからは、大逆転裁判をプレイして良かった点と悪かった点をお伝えします。
良かった点
ストーリーの演出が、すこぶる良かった。
話のはじめに、シャーロック・ホームズの伝記部分が書かれていたり、途中でアニメーションをはさんで、飽きさせない工夫を感じました。
それと、キャラクターの個性が加わるので、話の面白さが増しています。
大逆転裁判は、キャラクターが3Dモデルなので、リアクションがヌルヌル動くのが、クセになります。
特に裁判パートの最終になると、犯人の動きがめっちゃ動くので、見ていて爽快です。
大逆転裁判の舞台は、明治時代の日本と英国が舞台でその雰囲気にあった音楽になっています。
それが、聞いていて素晴らしいです。
キャラクターのテーマソングも似合っているし、裁判パートの追い込みのBGMも熱のあるモノで気持ちを高ぶらせてくれます。
音楽だけでも買って得した気分になれます。
悪かった点
1話2話は、サクサク進むのですが、3話以降長くなります。
探索パートも裁判パートも厚みを増すので、若干ストレスです。
特に陪審員の回数が増えるときつくなります。悩む箇所とプラスしてプレイ時間がかさみます。
もう少し端折っても良かったと思います。
次に、大逆転裁判2のヒントの数ですが、1と比べて明らかに少ないです。
そのおかげで、難易度が上がっています。
証拠品を突きつける場面で、なんか確証が乏しくてなんとなく選んでる感が出てきています。
そのため、気分が優れない感じが出てきてしまいます。
また、探索パートでも調べる部分で、調べた箇所と重なっていて、全部調べきっていなかったこともありました。
正直、分かりづらい部分は、数箇所ありました。
最後にストーリー部分ですが、2がほぼ本編です。
1では、2の大英帝国の闇を触れる箇所があるのですが、ほぼ最後の5話だけです。
それも、ほんの少しです。
この辺、もう少し触れておいてほしかったなと個人的に思いました。
これだと、大英帝国の闇の入り口に突っかかったのかどうか分かりづらいです。
結局、2をやるだけでいいので、1の価値はどうなのかと考えてしまいます。
最後に
大逆転裁判1&2~成歩堂龍之介の冒険と覚悟~のレビュー・評価をお伝えしました。
大逆転裁判に関しては、2だけやれば大逆転裁判をほぼ理解できます。
1をやる価値としては、他キャラクターがどう描かれているかや他の事件を楽しみたいという所だと思います。
大逆転裁判1&2を楽しみたいなら、購入してみましょう。
ご覧いただきありがとうございました。