このページでは、2020年12月10日に発売された「サイバーパンク2077」の感想・レビューをお伝えしています。
「サイバーパンクいろいろ言われているけど、どうなの」
「どういうゲームで、面白いの?」
とサイバーパンクが気になっている人の向けてお届けします。
1.サイバーパンク2077の詳細
プラットフォーム | PS4,Xbox,PC |
ジャンル | オープンワールドRPG |
開発 | CD Projekt RED |
販売元 | スパイク・チュンソフト CD Projekt |
発売日 | 2020年12月10日 |
価格 | 7980円+税 |
プレイ人数 | 一人 |
容量 | 105GB |
CERO | Z |
2.ストーリー
主人公の「V(ヴィー)」の物語です。タイトルの通り、2077年のナイトシティが舞台となります。
ストーリーのジャンルは、近未来SFです。
ストーリーの構成は、プロローグからACT1で進める目的、ACT2で目的を果たすための準備、ACT3で終焉となります。
短く見えますが、メインストーリーだけ進めても、20時間は必要です。
最初にプレイヤーは、3つロールから1つ選ぶことになります。
- ノーマッド
- ストリート
- コーポレート

ロールは、会話の選択肢が追加されたり、プロローグが違ったりします。
しかし、メインのストーリーは、どのロールを選んでも展開は変わりませんし、能力値も一緒です。
なので、気楽に選ぶことができます。
舞台のナイトシティ

主人公は、ナイトシティを駆け回って、目的を果たそうとします。
ナイトシティでの主人公は、「サイバーパンク」という傭兵となります。
警察の組織ではなく、人のやりたがらない仕事をする万屋といった感じです。
「サイバーパンク」は、フィクサーという仲介役から仕事をもらい、その成功報酬で生活しています。
ナイトシティは、ギャングがほとんどです。「サイバーパンク」となった主人公は、ギャングと協力したり裏切ったりとかなり苦労をする羽目になります。
もちろん、企業側の一般人もいますが、ギャングから嫌われています。
ただ、ギャングも企業とやり合うのはリスクと考えているので、無理しません。
緊張感しかないナイトシティを主人公は、目的を果たすため駆け回ります。
3.キャラクターのエディットや成長に関して

主人公の「V」は、男性でも女性でもなることができます。
ストーリーの途中では、変更できません。
変更可能は、目の色や髪の形と色、つめ、体の傷など多くあるので、自分だけのキャラクターを作成することが可能です。
また、ランダムで自動作成もできます。
能力
最初にキャラクターのエディットをした後、能力を振り分けることができます。
ゲーム内ではスキルと呼ばれています。主人公の基礎能力といえます。
その5つの能力を伸ばすには、依頼をこなしたり敵と戦ったりすると経験値が入り伸ばすことができます。
- 肉体
- 反応
- 知力
- 技術
- 意思

これを自由に伸ばすので、自分がしたいプレイに合わせて成長させます。
難易度ハード未満だとあまり役立つ印象ではないです。
とりあえず、力や防御系の能力を伸ばせば、苦労しないです。
もう少し考えてプレイしたい人は、難易度ハード以上を選ぶことをオススメします。
後、スキルのそれぞれにパークも存在しています。
パークというのは、主人公をサポートする特殊能力です。
例えば、持てる重量を伸ばしたり、HPを徐々に回復することができます。
むしろ、こちらのほうが役立つ印象で、積極的に伸ばしていくといいです。
4.サイバーパンクのゲームプレイ

メインのストーリーは、全部戦闘というわけでなく、人と会って情報を得るミッションもあります。
ゲームに慣れていない人にも配慮されていますね。
戦闘のあるミッションでは、ステルスを使う場合もありますが、敵の視野が広く早く気づくので、ステルスがあまり刺さらない印象です。
戦闘が始まっても、敵は常に動きを変えるわけでなく、その場から攻撃することがほとんどなので、こちらから詰めて攻撃するほうが速く終ります。
敵の人数もあまり多くないので、詰めて倒しても他の敵から倒されることはほとんどないです。
ステルスをするよりかは、攻めてヒャッハーするほうが効率よく進めます。
5.サイバーパンクの良かった点/悪かった点
サイバーパンクをプレイして筆者が良かった点と悪かった点をお伝えします。
良かった点
- ボリュームが多い
- 戦闘が楽しい
- 会話がおもしろい
- キアヌが重要なパーソン
ボリュームが多い
メインこそ20時間ですが、会話の多さや武器、アイテムはたくさんあります。
なかでも、収集要素のチップはかなり楽しめます。
チップは、小説や雑誌、店やナイトシティ、ストーリーの情報など多義に渡りついつい拾って呼んでしまいます。
戦闘の楽しさ
戦闘は、基本ステルスするか正面から攻めるかになります。
ステルスで行く場合は、敵の視野範囲が広く速く気づくため、緊張感があります。
攻めていく場合は、銃を使って攻めたり剣やナイフで近接ができるので、敵を痛めつける事が可能です。
どんどん強引に敵を倒して、道を切り開いていく様は、爽快感がありとてもいいです。
会話が楽しい
サイバーパンクの会話には、選択肢が用意されています。
会話の選択肢がかなり豊富にあり、ついつい色々聞いてしまいます。
サイバーパンクは、SFの作品なので、難しい単語などは選択肢から聞くことが可能です。
また、主人公の能力値やロールで選択肢が増えるので、周回して会話するとよりナイトシティを知ることができて、ナイトシティに住人になったような気分になります。
クリアしてもいろんな会話が楽しめるのは、いい点だと思いました。
キアヌ・リーブスが重要人物

サイバーパンクでは、キアヌ・リーブスが登場しています。
しかも、役どころは主人公の相棒です。
どう主人公の相棒になるのかは、差し控えますが、かなり重要人物です。
嬉しいことに、ストーリーを進めるとプレイヤー自身がキアヌを操作することができます。
ちょろっと絡むわけでなく、主人公と共に行動してくれるのは、ありがたいですね。
悪かった点
- バグが多い
- 容量がでかすぎる
- 右上のマップが拡大しすぎ
バグが多い
とにかく洋ゲーのオープンワールドは、バグが多い印象ですが、サイバーパンクも目立ちました。
自分が見た中では、タバコが浮いていたり、大事なシーンで拳銃がアタマを貫通していたり、バイクが突然飛んで来たりしました。
バグが有ると笑ってしまうのですが、やはり感動するシーンでのバグは萎えてしまいますね。
後、筆者はPS4Proで「サイバーパンク2077」をプレイしています。SNS上で言われている通り、エラーで強制終了するケースがあります。
※アップデートにより修正されています。
オートセーブがあるので、終了の少し前からプレイできるので、安心しました。
サイバーパンクでは、オートセーブの機能があることの恩恵を強く感じました。
容量がでかすぎる
サイバーパンク2077の容量が大きいです。
105GBあります。外付けHDDやSSDで容量不足を補っていない人は、ソフトを消す必要があります。
105GBもあるので、PS4自体に入れておけるゲームが少なくなってしまうのも残念ですね。
PC版であれば、あまり容量を気にせず入れられるかと思いますが、コンシューマ系は他のゲームを消す必要があるので、手間がかかります。
右上のマップ拡大しすぎている
これ移動中の話なのですが、右上のマップがどうも拡大しすぎのような気がしています。
車などで移動中、目的地の案内をつけて移動するのですが、マップを拡大しすぎなせいで、うまく曲がれないのです。
交差点で曲がる直前で、ここで曲がりますよというのが右上に表示されるので、絶対に通り過ぎます。
スピード出さないようにすればいいのですが、サイバーパンクは車やバイクの移動でも遅いほうなので、スピードを上げないと移動でイライラしてしまいます。
また、それを考慮しているのかわかりませんが、ワープできるファストトラベルというものあります。
ファストトラベルの配置もメインの目的地から遠かったりするので、車やバイクを呼ぶ必要があります。
オープンワールドなので、移動に関してはちょっと残念に感じました。
6.サイバーパンク2077のレビュー最後に
サイバーパンク2077のレビューをお伝えしました。
サイバーパンクは、これからバグやエラーを直していくと公式が発表しています。
ゲームをご購入いただいた皆様へ重要なお知らせ(サイバーパンク2077公式)
また、DLCも追加されるので、楽しみですね。
ご覧いただきありがとうございます。